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2023年9月26日火曜日

日本たばこ産業が凄い。配当金・業績まとめ!

 

「日本たばこ産業・JT (2914)」 は、たばこ世界3強の1つです。
筆頭株主は約33.3%を持つ日本国政府で、ほかにも加工食品・医薬品事業なども扱っています。

このJTは、配当金投資をしている人からは注目が高いです。
なぜなら日本株ではトップクラスの高配当に加えて、業績・財務からも安定感が高いからです。




■ JTの配当金まとめ!

JTの株主還元・配当方針では、配当性向75%を目安(プラス・マイナス5%の範囲内で判断)と明記されています。
配当利回りは、令和5年9月時点で5%以上もあります。

1株あたりの配当金は、2003年:10年⇒2023年:188円へと20倍近くに増配されています。
ただし、2021年の減配など、業績に連動するリスクはあります。
今後の配当金の推移について、業績の先行きや、配当性向の状況を含めて、見守っていきたいと思います。

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■ JTの業績・財務まとめ!

JTの業績は、景気に左右されない安定感があります。
リーマンショック時やコロナ禍でも、当然のごとく黒字確保しています。

★セグメント別の売上・利益状況
2022年12月期のセグメント別の売上・利益は、次のとおりです。
JTといえば、国内たばこ事業が主力のイメージです。
しかしながら、売上・利益の両面からみても、海外事業が中心であり、グローバル企業であることが分かります。

また、世界的に嫌煙の流れと思いきや、昨年は最高益を達成しています。
台湾・インドネシア・スペイン・イタリア等で業績が伸びており、縮小産業のイメージとは異なる実態となっています。
2023年12月期の業績は、会社予想の利益では横ばいの見込みです。


★財務状況
財務面は、自己資本比率が約5割と高いです。
ただし、総資産の約半分にあたる約2兆9千億円を無形資産・のれんが占めています。
これはM&Aによる成長を繰り返してきた結果ではあります。
しかし、もし当初見込んでいたように収益が上がらなければ、会計上の減損リスクがあります。




【基礎情報】日本たばこ産業 (2914)
(令和5年9月22日時点)
・株価 3,426円
・PBR 1.57
・PER 13.31
・自己資本比率 55.5%
・配当利回り 5.49%
・最低投資額 342,600円


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