2026年9月7日月曜日

リーマンショック時の為替の動きを振り返ろう。為替変動にどう対応したらいいの?

 

■ 2021年以降は円安が進む!

コロナ禍以降の為替相場は、円安相場が進んでいます。
また、為替相場とともに、日経平均株価も、バブル期に記録した最高値を、34年ぶりに更新しています。

為替相場は、投資家の利益に、大きく影響する要因となります。
現在、円安により、利益が大幅に底上げされている銘柄も多いですが、円高になれば、逆効果になります。
そこで、今後の為替相場の参考のため、リーマンショック時の為替の動きを振り返りました。


【2007年1月~12月】サブプライムローン問題発覚も重視されず!

当時の株価は、日経平均株価が6月をピークに下落しましたが、為替も、連動した動きとなりました。
円高により収益が圧迫される銘柄が多いからと思われます。

為替は、7月の1ドル122円台をピークに、徐々に円高になりました。
ただし、ペースはゆったりで、年末でも1ドル110円台です。
当時は、ようやくサブプライムローン問題が認知されてきた程度で、多くの人は、その深刻さに気づいていませんでした。



【2008年1月~8月】カウントダウン開始も、直前まで円安傾向だった!

リーマンショックが起こる2008年は、きっと為替も、超円高のはずと思いきや、年初は、意外と落ち着いていました。
4月に1ドル100円近くを記録したのちは、ジリジリ円安の流れでした。
その後、8月時点で1ドル110円近くまで円安に振れます。

リーマンショックは、直前まで、多くの人がリスクの認識がなかったです。
むしろ、原油価格が1バレル140円台と、当時の史上最高値を更新しており、原油高の方が話題でした。



【2008年9月~】リーマンショック発生、急速に円高に!

為替や株式市場の空気が一変したのが、9月15日のリーマンショックです。
安全資産と言われる円に買いが入り、9月から翌年2月までの6か月間で、20年近い円高になりました。
円キャリートレードをしていた投資家が、FXなどで大損失をだして、退場する人が続出したのも、この頃です。


株価との違いとして、為替は、その後も、長期的に円高が進みました。
日経平均株価は、2009年3月で底うちしました。
それに対して、円高は2012年2月まで続き、1ドル70円台という記録的水準となりました。
当時の日銀が、大規模緩和に慎重だったことの影響もあったと思います。



■ 為替変動にどう対応すべきなのか?

投資をしている中では、想定外のことも起こりえます。
リーマンショック後に為替が円高に振れて、1ドル70円台を記録するとは、当時、誰も思っていませんでした。

投資では、何よりも、株式や為替市場に生き残ることが必要です。
為替相場は、リーマンショックの発生した後、2012年まで3年以上にわたり、円高が進みました。
パニックになり、一気に追加投資したり、売却しないことが重要です。

また、日本株だけでなく、アメリカ株といいた海外も含めた分散投資をしておくべきです。
配当金などにより、株価や為替を気にせず、投資を継続できる仕組みを、平時から整えておきたいと思います。

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