■資産運用に必須の一冊だ！
世の中に、投資の名著と言われる本は、いくつかあります。
たとえば、「ウォール街のランダム・ウォーカー」「金持ち父さん、貧乏父さん」「株式投資の未来」などです。
そんな名著と並ぶ一冊だと思うのが、この水瀬ケンイチ氏の「お金は寝かせて増やしなさい」です。
なによりも、自分たちと同じ会社員の著者が、具体的な投資手法を記載しているので、分かりやすく、身近に感じる一冊です。
〔参考記事〕初の単著「お金は寝かせて増やしなさい」が発刊。すべての投資未経験者＆初心者の方々へ！
毎日、夜な夜な布団のなかで少しずつ読んでいましたが、本著によって、多くの影響を受けました。
本を読んだ、主な感想は、妄想を含めて、次のとおりです。
★リーマンショック時の資産推移は貴重だ！
本著のなかでは、水瀬氏の具体的な資産額の推移も公表されています。
なかでも、リーマンショック時の資産推移は、非常に興味深いです。
値動きの安定しやすい国際債券を含む、分散投資をしていても、資産額が大きく変動しています。
株式市場の暴落時をシミュレーションできる貴重なデータです。
★投資継続の仕組みづくりが大切だ！
株式市場の暴落は、定期的にやってくるものです。
でも、頭では分かっていても、精神面では違うもので、思考停止に陥ることも多いです。
投資では、長い時間をかけることで、複利の力で大きな資産を築けるので、なによりも継続することが非常に重要です。
本著のなかでは、投資を継続する心構えや仕組みが紹介されています。
★投資と税金について再考した！
個人的に、最近、気にしているのが、金融所得増税に関する話題です。
僕は、配当金目的の投資をしていますが、配当金への増税も検討されているそうで、今後の行方が気になります。
そこで、注目が、配当金込み指標に連動するインデックス投資信託です。
今回、インデックス投資の魅力を改めて確認できたので、税制改革の行方次第では、個別株投資からシフトを検討したいです。
まずは、イデコやＮＩＳＡ枠のインデックス投資での利用を考えています。
〔参考記事〕リーマンショックの株価の動きから、株価暴落時の対応を学ぶ。
■ 投資は人生を有意義にしてくれる！
著者の水瀬ケンイチ氏は、ＩＴ企業に勤める普通の会社員だそうです。
そんな方でも、インデックス投資を継続することで、平均よりも遥かに大きい資産を築かれています。
投資を恐がって、食わず嫌いの方も多いです。
でも、それは非常に勿体ないことです。
僕は、投資を始めて１０年目ですが、今や投資が人生に不可欠と言える存在になっています。
水瀬氏は、サッカーやスノボなど趣味を満喫されているそうです。
自分に合った投資手法をみつければ、今までよりも大胆に、人生を楽しむことができます。
そのためのスタートの一冊として、ぜひとも「お金は寝かせて増やしなさい」を読んでいただきたいです。
〔参考記事〕インデックス投資の具体的方法 8ステップ
気になる株主優待ブログがいっ～ぱい！
僕は、銘柄選びの参考にしています。
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