連続増配が凄い！リース大手７社の配当金・株主優待まとめ！

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リースは、設備投資をする時の手段の１つです。
設備投資をしたい会社は、リース会社から設備を借りて、使用料金を支払うため、投資負担の時間分散の効果があります。
リース会社は、金融機能とサービス機能の両面を提供してくれます。

このリース会社ですが、株式投資の対象としても注目です。
なんといっても、毎年連続で配当金が増える連続増配株ばかりで、加えて、株主優待を実施している銘柄も多いからです。

■連続増配株は金のなる木のような存在だ！

連続増配株は、保有しているだけで毎年配当金が増える「お金のなる木」のような存在です。
たとえば、三菱ＨＣキャピタルは、この２０年間で、配当金が約３０倍に増えています。

もしも１９９９年に三菱ＨＣキャピタルを買い、年間１０万円の配当金収入を得ていたとします。
そのまま継続保有していたら、２０２３年には年間３００万円の配当金収入になります。
ただ単に保有しているだけで、お金持ちになれる銘柄と言えます。

また、配当金投資では、減配リスクが最大の敵です。
過去の連続増配は、未来の配当金を保障してくれるものではありませんが、これまでの実績からは減配リスクが低いと言えます。

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リース大手７社の配当利回り＆株主優待まとめ【令和５年９月１日現在】

★ 三菱ＨＣキャピタル（8593）

・三菱ＵＦＪグループでリース首位クラス。

・２０２１年４月に日立キャピタルと経営統合し、Ｍ＆Ａで海外展開を加速中である。
・業績は、リーマンショック時も黒字確保など安定感がある。
【株主還元】
・連続増配年数：２４年
・配当利回り：３．８５％
・配当方針：配当性向４０％以上とする
【投資指標】
・株価　９６１円
・ＰＢＲ　０．９０
・ＰＥＲ　１１．５１
・自己資本比率　１４．３％
・売上高　１兆８９６２億円
・営業利益　１３８７億円

★ リコーリース（8566）
・リコー傘下のリース大手。堅実経営に定評がある。

・中小企業向けの提案力が強み。新たに金融サービスや集金代行業務を強化中である。
・業績は、リーマンショック時も黒字確保など安定感がある。
【株主還元】
・連続増配年数：２８年
・配当利回り：３．４６％
・配当方針：配当性向３５％以上を目指す
・株主優待：クオカード２千円分（保有年数に応じて増額）
【投資指標】
・株価　４，３３０円
・ＰＢＲ　０．６３
・ＰＥＲ　１１．４１
・自己資本比率　１７．１％
・売上高　２９８８億円
・営業利益　２１２億円

★ 芙蓉総合リース（8424）

・みずほ系のリース大手。

・事務機器などのファイナンスリースのほか、不動産リースに強み。

・業績は、リーマンショック時も黒字確保など安定感がある。
【株主還元】
・連続増配年数：１９年
・配当利回り：３．１９％
・配当方針：配当性向３０％以上を目指す
・株主優待　図書カード３千円分など（保有年数に応じて増額）
【投資指標】
・株価　１２，２２０円
・ＰＢＲ　１．００
・ＰＥＲ　８．５４
・自己資本比率　１１．６％
・売上高　６８８６億円
・営業利益　５１５億円

★ 東京センチュリー（8439）

・伊藤忠商事が筆頭株主のリース大手。

・不動産や航空機リースなどを取り扱うほか、海外強化を進めている。

・業績は、リーマンショック時も黒字確保など安定感がある。
【株主還元】
・配当利回り：３．０６％
・配当方針：配当性向は当面３５％程度とする
・株主優待：クオカード２千円分（保有年数に応じて増額）
【投資指標】
・株価　５，６５９円
・ＰＢＲ　０．９１
・ＰＥＲ　９．９０
・自己資本比率　１２．５％
・売上高　１兆３２４９億円
・営業利益　９１２億円

★ みずほリース（8425）

・みずほ系のリース大手。総合金融サービス会社化を目指す。

・堅実経営や財務安定性に定評がある。
・業績は、リーマンショック時も黒字確保など安定感がある。
【株主還元】
・連続増配年数：１９年
・配当利回り：３．４３％
・配当方針：配当性向３０％以上を目指す
・株主優待：クオカード３千円分（保有年数に応じて増額）
【投資指標】
・株価　４，８４０円
・ＰＢＲ　０．８９
・ＰＥＲ　７．５６
・自己資本比率　８．９％
・売上高　５２９７億円
・営業利益　３１７億円