2018年2月21日水曜日

銀行預金のお金は目減りするとは、どういう意味なの?

 

■最近は物価が上がっている?

最近は、お菓子やティッシュなどの日用品でも値上げが多いと感じます。
なかには値段は据え置きでも、内容量が減らされて、実質的に値上げされている商品も多いです。

直近の消費者物価指数CPIは1.0%のプラスだそうです。
デフレの時代から、少しずつですが、転換を迎えつつあるような気がします。

〔参考記事〕配当金生活にふさわしい、高配当株の選び方とは?





■ インフレだと銀行預金は減る!

物価が上がると、収入が一緒だと生活は苦しくなります。
それと同時に問題になるのが、銀行預金の実質的な減少です。

たとえば、現在の普通預金の金利は、ほぼゼロです。
そんななかで、消費者物価指数がプラス1.0%のインフレなら、現金価値は年間1%ずつ減っていくことを意味します。
さらに、その状態が10年続けば、現金価値は10%も減ることになります。

今、日銀が目指しているのは、年2%のインフレです。
この場合、銀行預金が金利ゼロなら10年間で現金価値は20%も減ります。

通常は、インフレ率が上がれば、銀行預金の金利も上がるものです。
でも、日本の場合は、国債発行額が膨大すぎて、金利を上げれない状況です。
そのため、金利を抑えながらインフレを目指す政策が採用され、銀行預金が実質的に目減りする時代が来そうな予感です。

〔参考記事〕妻の誕生日にウィーン金貨ハーモニーを買ってみた。田中貴金属工業での金貨の買い方まとめ!



■ 配当金投資はインフレ対策にもなる!

僕は、配当金目的の株式投資をしています。
減配リスクが少ない銘柄ならば、株価を気にせず、安定した配当収入を得られるのがメリットです。

また、一般的に、株式投資はインフレ対策にもなると言われます。
それは、物価が上がると、それにあわせて会社の売上・利益が増えるものだからです。

配当金投資も、株式投資ということに変わりはないです。
銀行預金はお金が目減りする時代が近づいているなかで、資産の一部を配当金投資に振り向けても面白いと思います。

〔参考記事〕株式投資を始めて9年、これまでの配当金総額まとめ。地道に増え続けて累計200万円超え!



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