■PERは投資指標の王様だ!
株価を左右する要因は、本当に様々なものがあります。
たとえば、企業の業績、為替動向、金利動向、新技術の開発などがあります。
様々な要因があるので、株価の先行きは、誰にも正確に予想できません。
ただ、株価は、最終的には、企業の稼ぐ利益に連動するものです。
そのため、株価が、利益からみて割安か示すPERは、投資指標の王様であると言えます。
〔参考〕毎月3万円の不労所得を株式から得るには、いくら元手がいるのか?
PERは、企業の稼ぐ利益を、株価で割った指標です。
この場合、通常は、予想利益を用いてPERを算出します。
日本企業は、3月の決算企業が多く、5月以降に決算発表が行われます。
そして、この決算発表にあわせて、次期利益の見通しを発表します。
この次期利益の見通しが発表されると、それにあわせてPERは変動し、株価水準も修正されます。
この株価水準の修正は、徐々にされることが多いです。
次期利益が株価に織り込まれるまで、時間的なギャップがあるものです。
5月の決算発表直後は、時間的ギャップを生かして、割安に投資するチャンスの時期であると言えます。
■ 銘柄Aの場合で検証してみる!
たとえば、PER20の銘柄Aがあったとします。
この銘柄Aが、次期予想で20%の増益を発表すると、株価がそのままだと、PER16になります。
通常、次期利益が増益になると、株価も上昇します。
それでも、元々のPER20に戻るには、株価も20%上昇が必要ですが、1日で上昇することは滅多にないです。
やはり5月の決算発表直後は、時間的ギャップを生かした投資のチャンスがあると思います。
〔参考記事〕配当金生活には元手がいくら必要なの?
■ PERを使う時の注意点もある!
投資指標の王様であるPERも、使う時に注意が必要な指標でもあります。
それは、業績の変動が大きい銘柄には使いにくいことです。
通常、日本企業は、自動車や電子部品など、景気によって業績が大きく変動する景気敏感株が多いです。
景気敏感株は、好景気の時は、PERが低く、割安にみえます。
でも、不景気では利益が急減し、PERが高く、割高にみえてしまいます。
景気敏感株で利益を得るには、不景気の株価低迷時に投資するのが重要ですが、PERをみていたら上手く投資をできないものです。
一方で、PERが上手く機能するのは、景気に関わらず、業績の安定している銘柄です。
食品や日用品などの生活必需銘柄は、PERを使いやすい業界と言えます。
〔参考記事〕株主優待おすすめ銘柄10選 〔2018年版〕
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