2016年7月6日水曜日

配当金目的で投資するなら、配当性向は必ず確認しよう!

 

■ 配当金目的の投資で大切なこと

僕は、配当金や株主優待などのインカムゲインを目的に株主投資をしています。

そこで気になるのが、やはり高配当株です。
ただ、高配当株というだけで投資すると、失敗することも多いものです。

大切なことは、配当金がきちんと継続されるかということです。
配当金を目的とした投資は、長期投資になるので、毎年きちんと配当金を貰える銘柄への投資が基本です。


■ 配当性向に注目しよう

企業が配当金を支払う原資は、事業で稼いだ利益です。
そのため、安定した利益を稼ぐ銘柄に投資をするのが基本です。

加えて、注目すべきは配当性向です。
配当性向は、企業の利益に対する配当金の占める割合を示す指標です。
たとえば、利益100億円の企業が、株主へ配当金50億円を払っていたら配当性向50%、80億円なら80%となります。

配当性向が高いと企業の配当余力が少なく、配当性向が低いと今後増配できるくらい配当余力があることになります。
ただ、配当性向が低すぎると株主還元に問題があると銘柄となるので、理想は30~50%くらいと思います。


■ 具体的な銘柄で確認しよう

★配当性向が理想30~50%の銘柄は、次のようなものがあります。

・沖縄セルラー電話(9436) ⇒配当性向36%
・イオンディライト(9787) ⇒配当性向30%


★配当性向が低すぎる銘柄は、次のようなものがあります。
こういった銘柄は、配当金目的の投資には、ちょっと不向きかもしれません。

・物語コーポレーション(3097) ⇒配当性向21%


★配当性向が高すぎる銘柄は、次のようなものがあります。
こういった銘柄は、将来の配当金の継続が懸念されます。
特に、配当性向が100%を超えると、タコ配なので、特に要注意です。

・武田薬品工業(4502) ⇒配当性向151%




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