2017年3月22日水曜日

ナンピンは上手に使えば、資産を効果的に増やせる!

 

■ そもそもナンピンとは?

「ナンピン」とは、同じ銘柄を初めに買った株価よりも、安い株価で追加購入することです。
そのことによって、保有株の平均購入単価を下げることができます。

例えば、株価1,000円の銘柄を買ったとします。
ところが、買った直後から、この銘柄の株価がドンドン下落して600円になってしまったとします。

その時点でナンピンで追加買いすると、元々の保有分もあわせて、結果的に、株価1,600円で2株を買ったことになります。
つまり,保有株1株あたりの平均購入株価800円なので、その後、株価が上昇して800円になった時点でプラス・マイナスゼロになります。

初めに買った時の株価1,000円まで回復するのは難しいかもしれません。
しかし、株価800円なら回復する可能性はありそうです。
このように、ナンピン買いをすることで、平均購入単価を下げて、プラスへの転換点を早めることができるのです。



■ ナンピンは賛否両論だ!

この「ナンピン」について、株式投資の入門書では否定的に扱われていることが多いです。
「下手なナンピンすかんぴん」という株式投資の有名な格言もあります。

ナンピンが嫌われる理由としては、ナンピン買いをした株価が、さらに下落する負の連鎖で、底なしの大損をすることがあるからです。
たしかに、倒産リスクのあるような業績悪化銘柄の場合は、簡単には株価は下げ止まらないので要注意です。

一方で、本来、株式相場全体が暴落している時は、投資の絶好のチャンスでもあるはずです。
実際に、億り人の投資家の方は、相場低迷時に上手にナンピンをして、割安銘柄を仕込んだケースが多いように思います。

〔参考〕資産1億円以上、絶対にチェックすべき「億り人」5人のブログ!


■ 上手に使えば、資産を効果的に増やせる!

ナンピンはリスクのある手法ではありますが、上手に使いこなせば、資産を効果的に増やすことができます。
特に、僕の場合は、配当金や株主優待を目的に投資をしています。
株価下落した場合は、配当利回りが上がり投資妙味が明らかに高まるのでナンピンは魅力的に思えます。

ただし、ナンピンには当然、リスクが伴うので注意点があります。
まず、投資対象が、倒産リスクが小さく、収益が安定している銘柄なのか見極めが必要です。
最初に投資した時と比べて、企業の長期的な収益構造が崩れていないことが、ナンピンの大前提になります。

また、ナンピンの方法については、事前に、最初の買値から幾ら下落したらナンピンするいう自分のルールを決めておくべきです。
相場暴落時は、冷静な判断を失う可能性もあるので、あくまでも機械的にナンピンするのが大切です。
加えて、追加資金が限られている場合は、なるべく大きな値幅でナンピンする方がいいです。
あまり細かくナンピンすると、すぐに資金が尽きてしまうリスクがあります。


■ 打診買いも有効な投資方法の1つ!

ナンピンとは少し違いますが、打診買いも有効な投資方法です。
ちょっと今の株価で買うか迷う銘柄がある場合は、ほんの少しだけ、試しに買ってみるのです。

その後、株価が下がれば、当初迷っていたよりも安値で追加購入できます。
また、株価が上がっても、含み益があるので嬉しい結果です。
さらに、追加で買う前に、改めて検証して、思ったよりも魅力がない銘柄だった場合も、少ししか買っていないので撤退しやすいです。

株式投資では、迷って投資に踏み切れないことは、よくあるものです。
そんな時は買わないのが一番かもしれませんが、それでも、やっぱり気になるようなら、打診買いを利用するのも有効だと思います。



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