■ 銀行金利はスズメの涙だ!
日銀のマイナス金利の導入以降、銀行預金の金利は、本当に雀の涙です。
・みずほ銀行 0.002%(定期3年物)
・オリックス銀行 0.22%(定期3年物)
・住信SBIネット銀行 0.02%(定期3年物)
金利が比較的高いネット銀行ですら、100万円預けても、年間3千円未満の金利しか貰えません。
今や、「物価上昇率」>「金利」なんです。
銀行にお金を預けていると、実質的にはお金が減っていく時代です。
■ 株の配当金なら利回り3%も当たり前だ!
銀行預金の金利が低いなかで、少しでも高い利回りを得ようと注目されるのが、株式の配当金です。
東証一部銘柄の平均配当利回りは約2%もあります。
さらに、配当利回り5%以上の超高配当株が約400銘柄もあるなど、株式では高配当利回りが当たり前の水準です。
もし、元手100万円で配当利回り3%の株を買えば、年間3万円の配当金が貰えます。
それが毎年貰えるというのもポイントです。
10年間で約30万円の配当金になり、銀行預金とは大きな差がつくことになります。
【おすすめ記事】
配当金投資の5つのメリットとは?株の配当金で350万円以上もらって感じたこと!
■ 誰もが知っている大企業も高配当だ!
高配当株の魅力にひかれて、実際に株式を買おうとした時に、何を買ったらよいか迷う方も多いと思います。
そんな時に、まずは取っつきやすいのは、自分が知っている企業です。
誰もが知っている、日本を代表する大企業でも、配当利回り3%以上の高配当株が多いものです。
★NTTドコモ(9437)
・携帯電話で国内首位・シェアは約4割を持つマンモス企業です。
・配当利回り 3.68%
・最低投資額 326,200円(2020/4/17時点)
★みずほフィナンシャルグループ (8411)
・3大メガバンクの1つ。資金量は約160兆円で国内2位の規模を持つ。
・配当利回り 6.17%
・最低投資額 12,200円(2020/4/17時点)
★キリンホールディングス (2503)
・ビール類のシェア国内2位。傘下に医薬の共和キリンを持つ。
・配当利回り 3.12%
・最低投資額 208,600円(2020/4/17時点)
このほかにも、時価総額の上位100社のうち、配当利回り3%の銘柄は、全部で33銘柄もあります。
・日本たばこ産業(2914):7.78%
・三菱商事(8058):5.97%
・キリンホールディングス(2503):3.07%
・三菱UFJフィナンシャルグループ(8306):6.05%
・日本電信電話(9432):3.50%
・キヤノン(7751):7.08% など
■ 連続増配株にも注目だ!
この連続増配株は、保有するだけで、貰えるお金がドンドン増えるので、まさに金のなる木のようです。
たとえば、日本企業No1の連続増配株は花王ですが、30年もの連続増配を記録しています。
この5年間だけでも、配当金80円⇒140円と約2倍に増配しています。
★KDDI(9433)
・総合通信大手。携帯や光回線事業を行う。ライフデザイン企業を目指す。
・配当利回り 3.59%【19年連続増配】
・最低投資額 320,500円(2020/4/17時点)
★SPK(7466)
・自動車用補修・車検部品の国内外卸。車検は安定収益源である。
・配当利回り 2.81%【21年連続増配】
・最低投資額 124,700円(2020/4/17時点)
★みずほリース(8425)
・みずほ系のリース大手。総合金融サービス会社化を目指す。
・配当利回り 3.89%【17年連続増配】
・最低投資額 210,600円(2020/4/17時点)
■ 中小型株にも凄い銘柄がある!
でも、中小型株には、配当利回り5%以上の銘柄もゴロゴロあるので、徐々に、投資に慣れてきたら、注目したい存在です。
★センチュリー21・ジャパン (8898)
・伊藤忠商事系の不動産仲介大手。4大都市圏でFC方式で運営する。
・配当利回り 4.25%
・最低投資額 117,700円(2020/4/17時点)
★セブン銀行 (8410)
・セブン‐イレブン店舗中心にATM2・5万を運営する。
・配当利回り 3.81%
・最低投資額 28,900円(2020/4/17時点)
・時間貸し駐車場のタイムズやカーシェア事業を運営する。
・配当利回り 4.58%
・最低投資額 152,900円(2020/4/17時点)
■ 上場不動産投信Jリートは更に高利回りだ!
Jリートは、株と同じような売買で、不動産投資できる手軽さが魅力です。
投資家から集めたお金を運営会社が不動産に投資し、家賃収入を投資家に分配金として還元する仕組みです。
このJリートは、平均利回りは約5%もあります。
価格の大きな値上がりは見込みにくいも、分配金目的で投資するなら、面白い存在だと思います。
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★投資法人みらい(3476)
・運営会社は三井物産とイデラ。オフィス・商業施設などの物件を持つ。
・配当利回り 7.79%
・最低投資額 40,700円(2020/4/17時点)
★三菱地所物流リート投資法人(3481)
・運営会社は三菱地所。物流施設に特化したリートである。
・配当利回り 3.44%
・最低投資額 345,000円(2020/4/17時点)
★福岡リート投資法人(8968)
・九州地方中心にオフィス・商業・物流施設に投資する。
・配当利回り 6.51%
・最低投資額 104,500円(2020/4/17時点)
■ 海外株はさらに凄い銘柄がある!
たとえば、誰もが知っているグローバル企業なのに、何十年も連続増配中の銘柄もあります。
こういった安定した業績を背景にした、連続増配・高配当株を保有すれば、お金持ちに着実に近づけそうです。
ただ、投資するにあたっては、為替変動には注意が必要です。
★コカ-コーラ(KO)
・世界最大の清涼飲料企業。誰もが知っているブランド力が凄い。
・配当利回り 3.48%【55年連続増配】
・最低投資額 48.06ドル(2020/4/17時点)
★ゼネラルミルズ(GIS)
・食品世界大手。ハーゲンダッツなどのブランドを持つ。
・配当利回り 3.22%【100年以上減配なし】
・最低投資額 60.67ドル(2020/4/17時点)
★マクドナルド(MCD)
・世界最大の外食チェーン。世界100カ国以上でFC方式中心に運営する。
・配当利回り 2.78%【42年連続増配】
・最低投資額 186.10ドル(2020/4/17時点)
■ 高配当株への投資の注意点まとめ!
たとえ、高配当株への投資であっても、その点に変わりはありません。
特に、投資を始めたばかりの時は、日々の株価の動きに一喜一憂しがちです。
でも、長い目でみると、株価は企業の業績に連動するものです。
配当金は、企業の利益を、株主に還元するという側面もあり、銘柄選定では、業績が安定した企業を選ぶのが大切です。
業績の安定度を確認する基本は、過去の実績のチェックです。
たとえば、リーマンショック時にも、大きな落ち込みなく、黒字を確保できているような銘柄は安定感が高いと言えます。
あわせて、企業の財務面が安定しているか確認するため、自己資本比率もチェックすべきです。
自己資本比率50%以上がひとつの目安になると思います。
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僕は、銘柄選びの参考にしています。
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