2020年11月5日木曜日

ビックカメラの株主優待が凄い。買い物券5千円分が貰える!

 

「ビックカメラ (3048)」は、家電量販店大手です。
同業のソフマップとコジマを傘下に持ち、ターミナル駅周辺に中心に、大型店を運営しています。

このビックカメラですが、株主優待制度を設けています。
太っ腹な金額の買い物券が貰えるので、人気の高い株主優待となっています。




■ 株主優待は人気の買い物券だ!

ビックカメラの株主優待は、100株保有・約11万円の投資で、買い物券・年間3千円分が貰えます。
さらに長期保有の優遇制度もあります。
2年以上継続保有なら、年間5千円分までも増額されます。
優待利回りは約4%にも達する太っ腹なので、人気上位となっています。

ビックカメラは、家電だけでなく、日用品も充実しています。
食品・洗剤・トイレットペーパーなども買うことができるので、家計の節約にも貢献してくれる有難い存在です。

★2月・8月権利確定銘柄
★最低投資額115,700円(100株・令和2年11月4日時点)




■ 配当金はコロナ禍で減配だ!

アベノミクス以降、株主還元に積極的に取り組む企業が増えています。
ビックカメラは、インバウンドによる好調な業績を背景に、直近は増配を実施してきました。
1株あたりの配当金は、2019年までの5年間で約2倍に増えています。

しかしながら、2020年は減配に陥っています。
理由はなんといっても、コロナ禍に影響による業績苦戦にあります。
今後の配当金についても、感染状況の行方が大きく影響することは間違いなく、要注目だと言えます。

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■ 業績からの分析はどうなの?
 
ビックカメラの売上高は、2012年:5千億円から2020年:8千億円へと増収が続いています。
コジマ・ソフマップの買収による成果と言えそうです。

セグメント別の売上高は、2020年8月期において次のとおりです。
主力は、冷蔵庫などの家庭電化商品、パソコンなどの情報通信機器商品で、この2つで全体の6割を占めます。
・音響映像商品:売上高1329億円
・家庭電化商品:売上高2752億円
・情報通信機器商品:売上高2690億円
・その他の商品:売上高1583億円

ビックカメラは、ターミナル駅の大型店舗が主力のため、コロナ禍やインバウンド減少の影響が大きいです。
テレワークの注目で、パソコン等の売上高が好調なライバルもあります。
そんななかで、ビックカメラは、月次売上高が前年比を下回り続けるなど、苦戦している状況にあります。

財務面では、自己資本比率3割台で、事業会社として一般的水準です。
2021年8月期は、会社予想の業績では、前年比で約4割の増益見込みと回復が期待されます。

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【基礎情報】2020年11月5日時点
ビックカメラ (3048)
・株価 1,157円
・PBR 1.48
・PER 25.77
・自己資本比率 29.6%
・配当利回り 1.30%
・最低投資額 115,700円

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