「日本たばこ産業・JT (2914)」 は、たばこ世界3強の1つです。
筆頭株主は約33.3%のJT株を持つ日本国政府で、ほかにも食品・医薬品事業なども扱っています。
このJTは、配当金投資をしているなら注目必須の銘柄です。
今回は、株主優待・高配当・増配の三拍子がそろった銘柄であるJTについて、まとめてみました。
■ JTの株主優待が凄い!
JTの株主優待は、令和元年12月の権利分から、内容が変更されました。
残念ながら、株主優待の回数は、年1回に減ってしまいます。
でも、金額は増額されて、たとえば100株保有の場合は、食品1000円×年2回⇒食品2500円となります。
ちょうど送料分が上乗せされる感じで、株主としては嬉しいですね~。
この株主優待を貰うためには、最低単元100株・約21万円の投資が必要となります。
レトルトご飯などの食品が貰えるので、食費の節約にもなり、家計的にも助かりそうな株主優待だと思います。
★株主優待で貰える自社商品まとめ!
JTの株主優待では、保有株数に応じて貰える自社商品が違います。
なかでも、1000株以上で貰えるラスクが、凄く美味しいとも聞きますので、狙っていきたいです。
・100株以上200株未満(以下のいずれか)
・200株以上1000株未満(以下のいずれか)
・1000株以上2000株未満(BOX1・BOXから1点ずつ)
・2000株以上(BOX1から1点・BOX2から3点)
■ JTの高配当が凄い!
JTは、株主優待も高評価ですが、最大の魅力は配当金です。
配当利回りは、なんと7%以上もあります。
最低単元100株の投資では、約21万円の投資に対して、配当金は1万5400円も貰えます。
これは国内屈指のレベルの高配当株です。
もしも、JT株を15年間保有したら、減配さえなければ、配当金だけで元が取れます。
さらに、配当金をJT株に再投資すれば、約10年で資産が約2倍に増える計算です。
高配当株の威力を実感させてくれる銘柄だと思います。
★配当利回り7%の威力は凄い!
利回り7%でも、単年でみれば、大したことなく感じるかもしれません。
でも、時間が経過し、複利の力を生かすと、凄いことになります。
そこで、JT株の配当利回りと同じ7%で運用した場合について、資産額をシミュレーションしてみました。
結果として、毎月10万円ずつでも、30年間積立たら、資産1億2千万円が達成できます。
・毎月10万円ずつ・30年間の運用⇒資産1億2千万円
・毎月5万円ずつ・30年間の運用⇒資産6千万円
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■ JTの増配が凄い!JTは、株主優待も高評価ですが、最大の魅力は配当金です。
配当利回りは、なんと7%以上もあります。
最低単元100株の投資では、約21万円の投資に対して、配当金は1万5400円も貰えます。
これは国内屈指のレベルの高配当株です。
もしも、JT株を15年間保有したら、減配さえなければ、配当金だけで元が取れます。
さらに、配当金をJT株に再投資すれば、約10年で資産が約2倍に増える計算です。
高配当株の威力を実感させてくれる銘柄だと思います。
★配当利回り7%の威力は凄い!
利回り7%でも、単年でみれば、大したことなく感じるかもしれません。
でも、時間が経過し、複利の力を生かすと、凄いことになります。
そこで、JT株の配当利回りと同じ7%で運用した場合について、資産額をシミュレーションしてみました。
結果として、毎月10万円ずつでも、30年間積立たら、資産1億2千万円が達成できます。
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株主優待や高配当が凄いJTですが、増配株の側面もあります。
リーマンショック前後の期間も含めて、2019年まで、国内株では屈指の15年連続増配を実現しています。
1株あたりの配当金は、この15年間において、10円⇒154円へと約15倍に大幅増配となっています。
景気に左右されない安定した利益が、配当金の原資として心強いです。
また、JTの筆頭株主は、財務大臣で33.3%を保有しています。
配当金は、日本政府の貴重な収入源にもなっているので、減配しにくい背景もありそうです。
ただ、注意点としては、配当性向が約90%に迫っていることです。
これは嫌煙などの時代の流れのなかで、増配を続けるほど、利益を稼げなくなっていることを示しています。
今後の配当金の推移には、配当性向を含めて、要注意だと思います。
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JTの業績は、安定感の高さに特徴があります。
また、リーマンショック時も、当然のように黒字確保しています。
★セグメント別の売上・利益状況
2019年12月期のセグメント別の売上・利益は、次のとおりです。
JTといえば、国内たばこ事業が主力のイメージです。
しかしながら、売上・利益の両面からみても、海外事業が中心であり、グローバル企業であることが分かります。
・国内たばこ事業:売上収益6187億円・利益1871億円
・海外たばこ事業:売上収益1兆3385億円・利益3407億円
・医薬品事業:売上収益885億円・利益159億円
・加工食品事業:売上収益1585億円・利益54億円
★国内たばこ事業
JTの国内シェアは、紙たばこ:6割、加熱式たばこ:10%です。
加熱式たばこが本格登場した2015年以降、紙たばこはシェアを奪われ続け、これがJTの苦戦につながっています。
ただ、JTの紙たばこ販売数量は、2017年には12%減少でしたが、直近四半期では2%減少に留まっています。
加熱式たばこも、登場から約5年が経過し、紙たばこのシェアを奪う状況が、ピークアウトしています。
これは、加熱式たばこが伸び悩んでいるJTにとっては、プラス材料となりそうです。
★国外たばこ事業
JTの国外たばこ売上数量は、2017年:3985億本から2019年:4458億本へと強含むなど、堅調に推移しています。
世界的な嫌煙の流れがあるなかで、ちょっと意外な結果です。
ロシア・トルコ・イラン・台湾など、国外売上の過半を新興国が占めますが、これらの国では、たばこ需要は底堅いようです。
ただし、通貨が下落しやすい国が多いので、為替動向に要注視です。
2019年12月期は、為替動向等の影響により、前年比では約400億円の減益要因となりました。
★財務状況
財務面は、自己資本比率が約5割と高いです。
ただし、総資産の約半分にあたる約2兆5千億円を無形資産・のれんが占めています。
M&Aによる成長を繰り返してきた結果ですが、もしも当初見込みのように収益が上がらなければ減損リスクがあります。
(令和2年6月26日時点)
・株価 2,101円
・PBR 1.40
・PER 12.22
・自己資本比率 46.6%
・配当利回り 7.33%
・最低投資額 210,100円
気になる株主優待ブログがいっ~ぱい!
僕は、銘柄選びの参考にしています。


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