■ 金融庁の審議会による報告書が話題だ!
2019年に金融審議会の市場ワーキング・グループによる報告書「高齢社会における資産形成・管理」が話題となりました。
報告書では、老後の平均収入20万円に対し、平均支出25万円だそうです。
巷では、家計の赤字である月5万円×12月×老後30年から、貯蓄2千万円が必要だと大騒ぎです。
報告書の数字は、あくまでも平均数値なので、あまり意味を感じません。
ただ、貯蓄2千万円なんて無理だという声も多いですが、若いうちから備えれば、誰にでも達成可能な金額です。
我が家は、ごく普通の会社員の家計です。
夫婦ともに株式投資好きという、ちょっと変わった点はありますが、すでに資産2千万円を達成しています。
資産2千万円といったら、すごい大金に感じてしまいます。
でも、株式投資の平均利回り年7%で40年間にわたって運用する場合、月8千円の積立で達成できます。
一方で、貯蓄のみで20年間で貯めようとしたら、月8万5千円が必要です。
老後資金を準備するコツは、早くからの準備・株式運用にありそうです。
複利の力を生かして、時間をかけて資産形成すれば、誰でも簡単に2千万円は達成できます。
★株式投資の平均利回り・年7%で運用する場合
・運用期間40年なら、必要な積立金額は月8千円となる
・運用期間20年なら、必要な積立金額は月4万円となる
★高配当株の配当利回り・年3%で運用する場合
・運用期間40年なら、必要な積立金額は月2万5千円となる
・運用期間20年なら、必要な積立金額は月6万5千円となる
★貯金のみで運用する場合
・運用期間40年なら、必要な積立金額は月4万2千円となる
・運用期間20年なら、必要な積立金額は月8万5千円となる
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■ まずは自分が必要な老後資金を把握しよう!
老後に必要な貯蓄額は、人それぞれです。
今回の話題となった2千万円なんて、単純に平均収入・支出から計算で導かれた金額なので、個々人にとって意味がない数値です。
まずは、自分にとって必要な老後資金を把握することが大事です。
収入である年金額すら、人によって貰える金額はそれぞれです。
まずは、国民年金・厚生年金・企業年金などから、自分の場合は幾ら貰えるのか、目安を知るべきです。
次に、老後の生活費も、地域・家族構成・持ち家などから、人それぞれです。
最低限の生活を過ごすために、必要な金額の把握は必須です。
老後に備える貯蓄額は、「年金額」-「最低限の生活費」から算出できます。
旅行・趣味など、もう少し贅沢したければ、貯蓄額の上乗せが必要です。
実現可能な金額と比べながら、自分の老後生活をイメージすれば、老後に向けた月々の貯蓄額がみえてきます。
人間は、先行きが不透明な場合に、大きな不安を感じるものです。
周りの喧騒に巻き込まれることなく、自分の頭でしっかり考えて、具体的な金額を把握することで、不安を一掃できるのです。
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